
多くの方が抱える体型の悩み。
食事を節制したり、ウォーキングをしてみるけどなかなかダイエットの成果が出ない…そんな方に試していただきたいのが「プロテイン」です。マッチョの飲み物というイメージが強いですが、実はダイエットにも欠かせない栄養素であるプロテイン。この記事ではプロテインダイエットの方法とおすすめの商品10選をご紹介します!
この記事はこのような方に読んでほしい!
- 健康的に痩せる方法について知りたい方
- プロテインダイエットについて知りたい方
- ダイエットに適しているおすすめプロテインを知りたい方
効果的なダイエットとは

ダイエットといえば、食事を少なくするイメージが大きい方もいると思います。
しかし、必要な栄養を削っての食事制限による急激なダイエットは、百害あって一利なし。
一時的に体重を絞れても、リバウンドが訪れます。
なぜなら、極端なダイエットは脂肪と共に筋肉も落としてしまうからです。
筋肉は何もしなくても消費される基礎代謝の30%~40%を占めています。
この筋肉が落ちることで、1日の消費カロリーもダウン。
代謝が落ちた身体はさらに太りやすくなってしまいます。
また、極端なダイエットでは必要な栄養素も不足していることが多く、体に様々な悪影響を及ぼします。
糖分不足によるダルさや、集中力低下などで日常に支障をきたし、タンパク質やビタミン類が不足することで肌トラブルも起きることも多いです。
このような食べ物を一切断つような極端ダイエットをせずに痩せるためには、適度な運動と適切な栄養補給が大切。そこで選択肢の一つ挙げられるのがプロテイン(=タンパク質)なのです。体内のタンパク質量を保つことで筋肉が維持され、基礎代謝も保たれます。カロリーを抑えながらタンパク質を摂るのはとても大変なので、タンパク質に特化したサプリメントであるプロテインが選ばれる一因にもなっています。
次の章では、プロテインとプロテインの種類について詳しく解説していきます。
プロテインについて

プロテインとは
プロテインは英訳すると「タンパク質」です。
つまり、タンパク質そのものをピンポイントで効率よく摂取できる食品というわけです。例えば、普段の食事から必要なたんぱく質を取ろうとするとかなりの量が必要になり、また余計な脂肪やカロリーまで摂取してしまいます。プロテインは、タンパク質を効率良く摂取できるよう、糖質や脂質を抑えて、タンパク質の割合を高めているのです。
プロテインの種類
プロテインにはホエイプロテイン、カゼインプロテイン、ソイプロテインの3種類があります。どのプロテインにもそれぞれ違った特徴があります。ここではそれぞれの種類を解説していきますので一緒に見ていきましょう!
ホエイプロテイン|たんぱく質含有率がいちばん高い
ホエイプロテインは牛乳からできるプロテインです。原料が牛乳のプロテインは、加工途中で「水に溶けやすいもの」「水に溶けにくいもの」で分かれます。その内の「水に溶けやすい」プロテインが、ホエイプロテインです。喉ごしが良いため飲みやすく、たんぱく質含有率がいちばん高いので、効率よくたんぱく質を摂取できるのがポイントです。吸収スピードが速いため、運動や筋トレの直後に飲むのがおすすめです。
カゼインプロテイン|身体にゆっくり吸収される
ホエイプロテインと同じく牛乳でできたプロテインですが、「水に溶けにくい」ものがこのカゼインプロテインになります。たんぱく質含有率はやや高く、吸収スピードは3種類の中でいちばん遅いのがカゼイプロテイン。夜寝る前に飲むと効果的で、寝ている間に体内にゆっくりと吸収させ、体のエネルギーを切らさないようにコンディションを作ってくれます。
ソイプロテイン|おなかに溜まりやすく間食に最適
名前の通り、大豆からできているのがソイプロテインです。たんぱく質含有率は30~60%とやや低め。お腹にたまりやすいため腹持ちがよく、間食や補食代わりにおすすめです。
プロテインダイエットのやり方
プロテインダイエットのやり方は、大きく分けて二つ
1.代替食(置き換え)としてプロテインを摂取する
2.食事+プロテインで合わせて摂取する
食事代り(代替食)として摂る方法は、いままで摂っていた食事を1~2食分をプロテインに置き換える方法。
例えば、朝食としてプロテインを摂り、昼と夜は通常通りの食事をする、といった方法です。もちろん、昼や夜に置き換えるパターンもあります。
食事+プロテインとして摂取する方法は、普段の食事量を少なめにする(炭水化物や油分を少なめにする)と同時に運動の後などに摂取し、筋肉を成長させ基礎代謝を上げて太りにくい身体作りを行う方法です。
各プロテインには「プロテイン置き換え」or「食事+プロテイン」の記載をしていますので参考にしてみてください。
それでは次の項目からおすすめのプロテインを紹介していきます!
おすすめプロテインランキング
1位 スリムアップスリム シェイク

Asahiから発売されているダイエットプロテインの定番「スリムアップスリム シェイク」
スリムアップスリムのシェイクは、食事1食分をダイエットプロテイン1杯に置き換える「代替食」になります。フレーバーは4種類がセットになっているので、毎日違う味にすることで飽きがこずに続けることができます。
なんと1食分のカロリーは約160kcal。それでいてタンパク質が22gも含まれています。これによりダイエットの失敗やリバウンドの原因になる筋量の減少を防ぐことができ、適切なカロリー制限によって健康的な脂肪の減少を促します。また、ダイエット中に不足しがちなビタミンやミネラルも豊富に含まれており、女性には嬉しいコラーゲンやヒアルロン酸、コエンザイムQ10がしっかり配合されているのもおすすめの一つです。
作り方は、シェイカーやカップに250mlの水とプロテインを入れて混ぜるだけ!手軽に始められて続けやすいのも支持されている要因かもしれません。これからダイエットを始められる方の力強い味方になってくれること間違いなしの一品です。
栄養成分表示:1包(60g)あたり(カフェラテ)
エネルギー | 195kcal |
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たんぱく質 | 27g |
脂質 | 1.6g |
炭水化物 | 9.7g |
食塩相当量 | 0.55g |

2位 プロテインダイエットミックス30P

置き換えダイエットの代名詞とも言える「プロテインダイエットミックス」です。
1食分をプロテインダイエット1杯で賄うことができる「代替食」です。
バナナ、チョコ、いちご、マンゴー、ミックスベリーと5つのフレーバーがセットになっているため、飽きずに美味しく続けることができます。1食たったの約160kcal(低脂肪加工乳で飲んだ場合)にも関わらず栄養がたっぷり詰まっているので、カロリーを抑えながらも健康的にダイエットができます。
11種類のビタミンや4種類のミネラルの他、ダイエットには欠かせない食物繊維として難消化性デキストリンや満腹感持続のためにコンニャクイモから抽出された「グルコマンナン」と「キサンタンガム」も含まれています。
飲み方も簡単。牛乳200ml(または低脂肪乳)に混ぜるだけです。
体重(脂肪)も減って、時間も節約できる。さらに1杯約130円で1食分が賄える優れものです。
手軽に栄養を取れて、脂肪と費用、時間も節約できるとあれば、試してみる価値はあるでしょう!
栄養成分表示:1包(21.0g)あたり(バナナ風味)
エネルギー | 68.3kcal |
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たんぱく質 | 11.5g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 6.8g |
食塩相当量 | 0.46g |

3位 DHC プロティンダイエット 15袋入×2箱セット

女性を中心くの人が取り入れ、効果が実証されている「DHC プロティンダイエット」です。
1食分を置き換えることでカロリーを減らす「代替食(置き換え食)」です。「DHC プロティンダイエット」の魅力は、たんぱく質が1食あたり約20g含まれていること。筋肉を落とさずに健康的なダイエットに取り組むことができるようになっています。
ビタミンやミネラルなども豊富。各種栄養素も1食で必要量を摂ることができます。それに加えて、綺麗に痩せることをテーマに、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸、ポリフェノール、オルニチン塩酸塩、食物繊維なども配合されており、美容と脂肪燃焼もサポートしてくれます。
いちごミルク味、ココア味、コーヒー牛乳味、バナナ味、ミルクティー味がセットになっており、日替わりで楽しめることから飽きずに続けることができるでしょう。たんぱく質がしっかり摂れるので、ダイエットに成功した後もリバウンドせず、太りにくい体を作ることができるのも特徴です。
飲み方は、水350mlに1袋入れて、シェイクするだけ。
朝の忙しい時間帯でも1~2分で朝食が摂れるので、時間も有効活用することができます。
痩せたいだけでなく、痩せた後の体型をキープしたい、筋肉を落としたくない、という方にもぴったりのプロテインです。
栄養成分表示:1包あたり(いちごミルク風味)
エネルギー | 168kcal |
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たんぱく質 | 20.1g |
脂質 | 1.5g |
炭水化物 | 22.4g |
食塩相当量 | 0.5g |

4位 ザバス(SAVAS) ウェイトダウン チョコレート風味【31食分】

ザバス(SAVAS) ウェイトダウン(チョコレート風味)です。
運動直後や就寝前に摂ると効果的。運動をしていなくても、日頃からタンパク質が足りていない人にもおすすめです。必須アミノ酸がバランスよく含まれ、ガルシニアエキスも配合。脂肪燃焼を助けてくれます。
11種類種のビタミンとミネラル(カルシウム、鉄、マグネシウム)も豊富に含まれているのが嬉しいところ。減量やダイエットで体重を落としたいけど、筋肉量は維持したいという方の味方になってくれるでしょう。タンパク質摂取に特化したプロテインのため、食事に追加して飲んでください。
味はさっぱりとしたクセのない飲み心地で、初めてプロテインを飲むという方にオススメ。低脂肪乳やコーヒーで割って飲むとより美味しく飲むことができます。
1食分の値段は約120円。ブレイクタイムのコーヒーやラテをプロテインに変えて、タンパク質不足を補ってみてはいかがでしょうか?
栄養成分表示:1食分(28g)あたり
エネルギー | 103kcal |
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たんぱく質 | 20.6g |
脂質 | 1.4g |
炭水化物 | 1.9g |
食塩相当量 | 0.63~1.46g |

5位 VALX ホエイプロテイン ヨーグルト風味

次にご紹介するのはVALXホエイプロテインのヨーグルト風味です。
「VALX」はボディービル・パワーリフティングの国内、海外の大会では優勝も多数あるアスリートの山本義徳氏がプロデュースしたブランド。タンパク質含有率77%以上と、理想の75%を超える仕上がりを誇ります。
たんぱく質は22.1gなのに対して、炭水化物は3.5g、脂質は1.7gと抑えられてるため、余計な成分の過剰摂取を抑えストイックにダイエットしたい人は検討してもよいでしょう。
VALXは水で溶かした時の味にこだわっていて、とにかく美味しいことで有名です。フレーバーは期間限定を含めて9種類。お試しパックもあるので、自分のお気に入りを見つけて楽しくダイエットしましょう!筆者のおすすめはヨーグルト風味です。
栄養成分表示:1食分(30g)あたり
エネルギー | 117kcal |
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たんぱく質 | 21.6g |
脂質 | 1.4g |
炭水化物 | 4.4g |
食塩相当量 | 0.17g |

飲み比べできるバラエティパックはこちら↓

6位 THE PROTEIN レモンヨーグルト

「THE PROTEIN」は武内製薬が手がけるプロテイン。
ホエイプロテインに加え、11種類のビタミンをサポート成分として配合しています。タンパク質含有量が75%以上と高く、1食あたりのタンパク質は22.5gと効率よく摂取できます。
脂質は1.5g、炭水化物は3.7gと少なく、118kaclなのでカロリーも抑えられているのも嬉しいところ。1食あたり105円程度とコスパの良さもポイントです。おすすめはピーチ味で、すっきりした甘みはデザート感覚で楽しめる一品です。
栄養成分表示:1食分(30g)あたり
エネルギー | 118kcal |
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たんぱく質 | 22.5g |
脂質 | 1.5g |
炭水化物 | 3.7g |
食塩相当量 | 0.2g |

7位 OIC PROTEIN PEACH

「OIC PROTEIN」はbeLEGENDシリーズのプロテインなども手がけるReal Styleのプロテイン。
ホエイプロテインに加え、ダイエット時に不足しがちな11種類のビタミンをサポート成分として配合しています。タンパク質含有率は約60%と低めですが、1食あたりのタンパク質は20.9gで効率的に摂取することができます。
「ご褒美スイーツプロテイン」を謳っているだけあって、味に定評があります。おすすめはピーチで、国産果実で作った果汁を配合しており、ピーチ本来の甘さが際立つ味わいです。美味しいプロテインを探している方にはおすすめです。
栄養成分表示:1食分(35g)あたり
エネルギー | 134.8kcal |
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たんぱく質 | 21.5g |
脂質 | 1.4g |
炭水化物 | 9.0g |
食塩相当量 | 0.1g |

8位 ALPRON ウェイトダウン チョコ

「ALPRON ウェイトダウン」はダイエッターに人気のプロテイン。
ソイプロテインのほかに10種類のビタミンや乳酸菌、そしてL-カルニチンなどをサポート成分として配合しています。1食あたりのカロリーは低いものの、またタンパク質量も少ないため、自身で量を2倍にするなど調整して飲むのも良さそう。
フレーバーは王道のチョコ風味が人気です。1食30gでも1食あたり約100円とコスパが良いのも嬉しいところ。美味しく、続けやすいソイプロテインを探している方にはおすすめです。
栄養成分表示:1食分(15g)あたり
エネルギー | 38kcal |
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たんぱく質 | 6.4g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 7.1g |
食塩相当量 | 0.2g |

9位 デュアナチュラ ソイプロテイン ココア

アサヒグループ食品が展開するデュアナチュラの「ソイプロテイン」。
サプリメントも豊富なのでブランド名を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?この商品の特徴はサポート成分の豊富さ。ソイプロテインのほかに9種類のミネラルや11種類のビタミンなど20種類以上の成分が含まれています。
タンパク質含有率は66.6%とやや低めですが、1食で1日に必要な3分の1のビタミンを取れるのが魅力的です。ほどよい甘味のココア味が飲みやすくておすすめです。81kcalと低カロリーなので、牛乳や低脂肪乳で割って美味しく飲むのも良いでしょう。
栄養成分表示:1食分(22.5g)あたり
エネルギー | 81kcal |
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たんぱく質 | 15g |
脂質 | 1.1g |
炭水化物 | 2.8g |
食塩相当量 | 0.65g |

10位 ウェリナ ソイプロテイン 黒蜜きなこ

「ウェリナ ソイプロテイン」はWelina.が手がけるプロテインです。
香料や合成甘味料、白砂糖を一切使用していないソイプロテインです。タンパク質含有率は69.1%とまずまずで1食あたり20.73gのタンパク質を摂取することができます。炭水化物は4.83gと少々高めですが、カロリーは119.7kcalと抑えられています。
おすすめのフレーバーは黒蜜きなこ。黒蜜よりもきな粉感が強く、自然な甘さに仕上がっています。1食あたり240円以上と値段は高めですが、甘味料などの人工甘味料を避けながらも美味しいプロテインを飲みたい方におすすめです。
栄養成分表示:1食分(30g)あたり
エネルギー | 119.7kcal |
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たんぱく質 | 20.73g |
脂質 | 1.95g |
炭水化物 | 4.83g |
食塩相当量 | 0.37g |

プロテインQ&A
今回はダイエットプロテインの選び方と、おすすめ商品をご紹介しました。
「試したい!」と思えるプロテインは見つかりましたか? 継続することが重要なのがダイエット。美味しく、楽しく続けられるプロテインを見つけて、健康的な身体を目指しましょう!
- プロテインを飲めば痩せますか?
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残念ながらプロテインを飲んでも痩せません。十分な量のタンパク質を摂取することで筋肉量を増加、維持して基礎代謝を上げることにより太りにくくする効果があります。タンパク質をしっかり摂るための補助的な手段としてプロテインを使用しながら、食事や運動習慣を見直していきましょう!
- プロテインを飲む時の注意点が知りたい。
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アレルギーがある方は、栄養成分表を確認の上で飲んでください。
乳糖不耐症(乳製品を飲むとお腹がゴロゴロするなど)の方は、ホエイプロテインではなく、ソイプロテインを試してみるのも良いでしょう!