めちゃくちゃ遅くなりましたが、楽曲「Cheshire」とアルバム「CHESHIRE」の活動について感想を書きたいと思います!
成績のことも含めて感想を書くので、無理だと思った方は途中で読むのを止めてくださいね。
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大人曲
秋冬のマイナー調エモ系ミドルテンポダンスナンバーを求めていた私。
イメージはTWICEの「Fancy」みたいな。
結成から丸3年経って、メンバーは全員成人。元気いっぱいから一段ステージを上げた大人曲をリリースしても良いんじゃないかなぁと思ってたんですよね。
「Chephire」はまさに、そのような意図で作られた作品な気がします。
全体に漂うミステリアス感と余裕。
鋭いサビに対して終盤のラララで包み込んで浄化するような…。
落ち着いたイントロ、エッジの効いたサビ同じ、そしてイントロのフレーズをリフレインして終わることで、起承転結がわかりやすく、まとまりのある作品になっているのでは?と思いました。
歌やラップもチャレンジのある楽曲ですね。
ひとつだけ物申すとしたら、1番サビ始まりのイェジ高音パート、エッジが効きすぎて音が尖りすぎてるので、環境によっては聴くのがきつそうな音に感じます。
ライブでは盛り上がるとこだと思うので、キーがとか歌い手がとか言うつもりはないのですが、収録の際に少しマイルドに調整して欲しかった気がしますね。
今回歌メインなのでダンスは比較的穏やかかな?
歌詞は「何が大切なのかそうでないのかは誰にも分からない。だから自分の中にあるものを信じてみては?」…的な感じかと受け取りました。
MVもちゃんとストーリーがあるみたいだけど、私は明確にはわからなかったですね…
ビジュアルがとにかく最高なことだけはわかります。笑
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プロモーションと成績
何が本当かどうかわからない、で思い出すのは、夏の「CHECKMATE」コンセプトプロモーション。
ロイヤルビジュアルとスポーティービジュアルでちょっぴり混乱したのを思い出しますね。
「Cheshire」の歌詞内容を考えると、コンセプトを正反対にするプロモーションはここで使っても良かったかな?と。
そうすれば歌詞と併せて、真実か否かは誰も分からない。あなたの中にあるものが真実では?(=正解不正解はない。あなたの求めてるITZYこそがあなたのITZY)的に落とし込めたかなと。
まぁ、無理に落とし込む必要もないんですけどね。何となくそう感じました。
ミドルテンポで落ち着いた印象のある楽曲なのが原因なのか、カムバもやや落ち着いた印象。
スケジュール的にも夏の「CHECKMATE」から、10月の「BlahBlahBlah」、「Boys Like You」と短期間にリリース続き。北米ツアーでの露出も2週間くらいずっとあったので、オタクの渇望感は「CHECKMATE」の時と比べて低かった気がします。
加えてリリース日が日本でのMAMAだったので、いつものカムバ感はなかったですね。
カムバ日に韓国にいなかったから、韓国MIDZYの盛り上がりも少し遅れたのかな…?
音盤はハーフミリオンを早々に突破したのに対して、音源が初週6-7万の事態で。
SNEAKERSが10万くらいだったことを思うと、なかなか厳しい数字…な気もします。
仲良くしてくれてるFFさんによると、韓国MIDZYが減少傾向ではないかと。
ただ音盤は増えているのでお金を使う客は増加傾向。
韓国ではアイドルにお金を使うのは若い層らしいので、これまで既存MIDZYが卒業したのち、新たなMIDZYが入ってきてないのかな…と。
現時点でITZYが稼げていないわけではないと思うのですが、今後太客になる予定の新規が入っていないのは、未来が不安だな…という感じですね。
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今のスタンスで、トレンドも取り入れて…
そもそも今はヨドル全盛期で激しいパイの奪い合いだと思います。
とはいえ、結成4年目のITZYがデビューした子たちと同列で戦うべきかと言われたら、違う気もしていて。
KPOPという中でしのぎを削るのはもちろんなんですが、スタンスの問題ですね。
そういう意味で、今のタイミングで「Cheshire」のような楽曲を出せたのはとても良かったと思います。
ただ、この1年で楽曲のトレンドがガラッと変わった気がするので、ITZYらしいスタンスは取りつつ、今らしさも取り入れないと、新規が減っていると思われる今、厳しいかなとも思いますので、作曲チーム様、何卒…。
「Cheshire」は何度でも飽きずに聴ける良曲ですし、ITZYの転換期のポイントになる気もします。
ライブで聴けるのを楽しみにしてます!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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