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【レポ・感想】ITZY 2ND WORLD TOUR「BORN TO BE」in TOKYO

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代々木第一体育館で3日間に渡って行われたITZYのライブに全日参戦しました!
日本でのライブは2022年2月から約1年3ヶ月ぶり。
私自身も昨年ぶりのITZYライブ参戦で本当に感動したので、備忘録兼ねてオタクのバカデカ感情なレポ・感想を書いていきます!

この記事では、①セットリスト、②ソロ曲、③MCに分けて感想をぶちまけたいと思います!

この記事のコンテンツ
  1. セットリストの感想(日本オリジナル曲・盛り上がりベスト5)
  2. ソロ曲の感想
  3. MCの感想
目次

セットリストの感想

setlist
引用:X

日本オリジナル曲について

ITZY
©︎ORICON NEWS

昨年イルコン以降の表題曲である「RINGO」「Algorhythm」はやるだろうなと何となく思っていたのですが、アンコールに「Suger Holic」「SPICE」「No Biggie」を加えたまさかの日本オリジナル楽曲を5曲も披露。

2月のソウルから全世界を回っているワールドツアー本編を大幅に変更した内容でかなり驚きました。

だって2月から5月上旬までワールドツアーでアジア→南アメリカ→ヨーロッパを回って計14公演やってるんですよ。

ほんとにいつ練習するの…?

RINGOとAlgorhythmの歌詞(日本語)を覚えて振りとフォーメーションを入れるだけで大変だと思うんですよね。

いくら外国語といっても、自分の曲の歌詞を間違いは許されないわけで。本当に彼女たちはすごいです…

あと、MCでイェジが「私のバケットリストのひとつがSPICEをコンサートで歌うことでした」って話してて、3日目はSPICEの前奏で「私はSPICEが好きです!(ニュアンス)」って言ってたんです。

というわけで、個人的にはイェジがSPICEを推したと思ってます。

正直シュガホリとSPICEって系統が同じなので、私がスタッフだったら入れないです。でもメンバーが自分たちで希望を出して、進んで歌ってくれてたら…ファンとしてこんなに嬉しいことはないです。

日本オリジナル曲が入った代わりに「Gas Me Up」「Dynamite」「Love is…」「Be in Love」「Chillin’ Chillin’」がセトリ落ち。

特に「Dynamate」は盛り上がりが半端なかったし、「Chillin’ Chillin’」は推しケミのテントンが腕を組んで登場する曲だったので、少し残念でした涙。

ただ、日本活動が長くなるに連れて日本オリジナル曲の割合は多くなるのは当然もしれませんね。

いずれは日本ツアーが開催されるでしょうけど、ワールドツアー本編をしっかり楽しみたい人は海外コンに参戦しましょう!

盛り上がり曲ベスト5

ITZY
©︎ORICON NEWS

私が体感した、会場が爆盛り上がりした曲ベスト5を紹介します!(個人的見解)

盛り上がり曲ベスト5
  1. BORN TO BE
  2. WANNABE
  3. RINGO
  4. CAKE
  5. Kill Shot

1.BORN TO BE

1位はライブタイトルでありオープニング曲の「BORN TO BE」。やっぱりメンバーが登場するシーンで会場の興奮は最高潮に達しますよね!

楽曲内容が彼女たちの魂の絶叫に感じたし、たくさんのダンサーさんたちとの群舞、後方のCG演出と相まって物凄いエネルギー発してました。

大サビでバックが赤くなって4人の影が映し出された時は、ソウルコンの配信で観たにも関わらずに泣いてしまいましたね…(隣の方も泣いてました)

会場では気づかなかったんですが、ソウルコン見返すとピアノも入っている、とても繊細なアレンジ。めちゃくちゃ手が込んでます。

とにかく物凄いパワーを持った曲。生で観るべき一曲だと思いますが、あまりにも強すぎるがゆえ、今後コンサートのセトリに入ることはなさそうだなとも思いました。(他の曲との兼ね合いが難しそう)

2.WANNABE

2位は言わずと知れたITZYの代名詞「WANNABE」

メンバーそれぞれのダンサーを引き連れてのソロパフォーマンスからスタートするツアーオリジナルアレンジです。

リュジンが前方花道で先陣を切って、ユナとチェリョンのしなやかなソロの後、リーダー・イェジの説得力がありすぎるパフォーマンスで締めてからイントロなしで始まるのが、もぅぅぅヤバいんですよね。

個人的には時計のゼンマイを巻く音の入った通常イントロが好きなんですが、今回のアレンジは、パフォーマンスに特化したITZYの持ち味を十分に出せてる気がして本当に良かったです。

4年前からの進化も示せるわけですし。

「WANNABE」は紛れもない代表曲なので、「これを聴きに来た!」って感じで会場は絶叫も飛び交ってて本当に熱かったです。ツアーのたびにアレンジが大変だと思いますが、これからも期待したいです。

3.RINGO

3位はライブで初披露となる「RINGO」。

パフォーマンスを期待されているだけに、特に初日のイントロ始まりは絶叫が凄かったです。

ただ「UNTOUCHCHABLE」直後なのでメンバーが体力的にキツそう。

あと、「UNTOUCHCHABLE」終了から間を置かず始まったのが少し勿体無いなと。直後すぎて「RINGO」イントロの最初が聴き取りづらい印象でした。あと5秒くらい暗転してからスタートすれば、観客ももう少し没入できた気がします。

ただ、そんなこと関係なしに楽曲は良かったです。

パフォーマンスを実際に観て感じたのは、振りとフォーメーションの細かさ。

正直、そんなに繊細に作り込む必要あるのか…?と思うくらい素晴らしかった。

個人的に韓国活動がメイン、日本活動はサブという位置付けだと思っているので、日本活動もマジなんだ…と圧倒されました。ちなみに「Algorhythm」の振りとフォーメーションもとても細やか。

日本ライブのみでの披露が勿体無い…と感じるくらいの仕上がりで大満足でした。

4.CAKE

4位は2023年夏リリースの「CAKE」

この曲がリリースされた時、失礼ながら「え?この曲で??カムバ???」と思ってた自分。

浅はかでした。

CAKEは観客を圧倒する「BORN TO BE」や「WANNABE」とは違って、会場もコールで参加できて一体になれる神曲だと実感。

おそらくフェスや合同コンで他ペンさんも一緒に盛り上がれる楽曲ではないでしょうか?

背中を押すというよりも寄り添ってくれる優しい曲。ずっと歌ってくれるお馴染み曲になる気がします。

5.Kill Shot

5位はこれぞITZYなクール・カリスマ的楽曲「Kill Shot」。GUESS WHO期にITZYにハマった私の大好きな楽曲です。

このITZYを好きな人は多いようで会場も大盛り上がり。

終盤のCAKE、SNEAKERSで明るく温まった会場の空気を一変させるパワーを持ったこの楽曲は、これからもITZYの武器になりそう。

私はリュペンなので、キルショは基本リュジンのカッコ良さにやられていたのですが、最初のリアパートを歌うユナはグッと何度見てもグッと来ますね。

5人揃ってのパフォーマンスが待ち遠しいです!

ソロ曲の感想

今回のツアーでは自作ソロ曲を披露。それぞれの魅力の詰まったソロの感想を語ります。

①チェリョン「Mine」

ITZY
引用:X・ITZY公式

ソロの口火を切るのはチェリョン。

チェリョンのソロ曲「Mine」「正直な私を見せるから、あなたも自分をさらけだして」という想いが込められた楽曲。(本人MC)

シックで切ない曲調が私の好み。

繊細ながらも内に秘めた強さが込められた楽曲を、細いけど筋肉すごいチェリョンが歌い踊ることで説得力が半端ないです。

鏡をモチーフにしたセットで、同じ衣装を着たダンサーさんと向かい合わせで踊るコンセプト。内面を見つめて、何が本当の自分なのか、自分と対話してるんかなぁ…と。

ダンスはしなやかで力強くて本当に素晴らしかったです。

途中、床に寝そべるパフォーマンスで会場が絶叫してたことをここで報告します。

②リュジン「Run away」

ITZY
引用:X・ITZY公式

リュジンのソロ曲「Run away」「あの人と別れられないなら、私が悪者になるからあなたは逃げて」という想いが込められた楽曲。(本人MC)

家出少女?的なロックな衣装に、クマのぬいぐるみ、ゴージャスな椅子…といったコンセプトがよく分かんないセットでカッコよく登場したリュジンに会場絶叫。

1番サビ前で、テーブルの上の花瓶とかを落とすシーンがあるんですよね。海外コンでは、手で払うレベルだったのに、イルコンでは渾身の力で振り落としてて今度は会場絶句。

映画だよアレ…リュジン女優だよ。一瞬でライブ会場の騒めきが消えてしまったから。

エンドステージからステージサイド、センターステージまで文字通り「Run away」したリュジンは、曲最後のMIDZYの掛け声「シンリュジン!トマンチャ!アニヤ!カジマ!」を目を閉じて全身で浴びながら、満足そうな笑顔…で暗転。曲フェードアウト。どこまでも映画な一曲。

リュジンソロで初めてセンターステージを活用。

最初のよく分かんないコンセプトなんですが、私の考えだと、多分リュジンは逃げる少女で、クマさんが身代わりのメタファーなんですね。

リュジンがクマさんに守ってもらってる…ということです(?)

③ユナ「Yet,But」

ITZY
引用:X・ITZY公式

ユナのソロ曲「Yet,But」「まだ未完成かもしれないけど、あなたは完璧で綺麗に輝いている」という想いが込められた楽曲。(ユナMC)

ダイヤモンドモチーフのセット、ピンクの衣装とキュートな世界観。

序盤のシックでクールで重低音が鳴り響くITZYの楽曲とは全く違う、ユナにしかできない可愛さに、ただただ癒されました。

ただ可愛いだけじゃなくて、ものすんごく高いヒールのブーツを履きこなしながら歌って踊り、髪をなびかせ、表情を決めながらファンサとカメラ目線を送るユナのプロフェッショナルさに感動。

④イェジ「Crown On My Head」

ITZY
引用:X・ITZY公式

ラストは、満を持してセンターステージに降臨したリーダー・イェジ。

イェジのソロ曲「Crown On My Head」「私は王冠を被る資格がある」という自分を全肯定するメッセージの込められた楽曲(イェジMC)。

メッセージの通り、迷いのないパフォーマンスで会場を圧倒するイェジ。すごいを通り越して、畏れ多いというか、何かを超越した者にしかまとえないオーラを感じましたね。

ソロステージ後のMCでは「MIDZYにも王冠を被せてあげたかったんです☆」と先ほどの鬼神とは同一人物とは思えない表情でMIDZYを虜にするイェジでした。

ライブを通して、イェジから圧倒的なパフォーマンス力と同時に、「ITZYを引っ張っていくんだ!」「このライブをやり切るんだ!」という覚悟が伺えたんですよね…「どこまでもついて行くよ!」と思ったMIDZYは私だけではないはず。

MCの感想

ITZY
引用:X・ITZY公式

続いてはMCの感想!

ライブはMCも見どころですよね。前回ツアーの「CHECKMATE」と比べて、日本語がかなり上達していました。

もちろんあらかじめ流れが決まった台本はあって、ステージから見えるモニターでカンペが流れているわけですが、それも日本語で表示されているんですよね。

それを理解して話しながら流れを進めるだけでもすごいよ!

あとは、日本語だけじゃなくて母国語で心中を多く語ってくれたことも嬉しかった。

特に気になった部分をメンバーごとに語ります!

①イェジ「私たちが頂いている愛の分、きちんと返せているか心配になる」

ITZY
引用:X・ITZY公式

イェジが最後のMCで語った「私たちが頂いている愛の分、きちんと返せているか心配になる」

世界中を回っていてたくさんのMIDZYに会っているからこその感想だとも思うし、以前J.Y.Park氏と話していた成績のことや、最新アルバムの成績のことが頭をよぎって、少し胸が苦しくなりました。

おそらく、彼女たちも色々と考えて悩むこともあるんだろうと思います。

ただ、イェジソロの「Crown On My Head」でのパフォーマンスを観ていると、いい意味で吹っ切れているというか、自分のやるべきことは定まっているという感じにも見えたし、少しは安心しています。

ITZYのクリエイションやグループのブランディングに関しては、メンバーだけでなくスタッフの力がかなり必要になるので、抱え込みすぎないで!

とにかく良曲に恵まれると良いなぁと思っています。(MIDZYにとっては全部良曲ですよ!でも彼女たちは大ヒットが欲しいと思うので)

②ユナ・言葉を尽くして愛を伝える優女

ITZY
引用:X・ITZY公式

個人的にMCのMVPに挙げたいのはユナ。

ユナの言葉で心に残っているものが2つあります。

まずひとつ目は、2日目MCで披露した「心のフォルダ」

「私はこの綺麗な景色を入れておく心のフォルダがあります。辛い時や悲しい時には、フォルダからこの景色を取り出して見ているんです。今日という日が、皆さんの心のフォルダに残って、皆さんの支えになると嬉しいです」(最後の方うろ覚えです、ごめんなさい)

的なことを言ってくれたんですよね。

私、本当に心が温まって。

ユナちゃんでも辛いことがあるんだな…と当然すぎることに驚いたのもありますが、同時に、ユナちゃんにとって今この時間が支えになってくれるのかな?と考えたら嬉しかったし、この幸せな空間を一万人以上で共有している事実にも感動したんですよね(重)

ITZYを通して繋がった縁が、こうやって一つに集まって、同じものを共有しているのが本当に素晴らしいなって。

ユナちゃんありがとう!って(重)

二つ目は、3日目のMC。韓国語で感謝を述べた後に日本語で

「おかげさまで本当に幸せでした〜」

って話してくれたんですね。

3日間もMC聴いていると目線とか話ぶりで台本かどうか少しは分かってくるんですね。

私の体感としては、この言葉はユナちゃんが自分で考えて用意してくれたんだって思ってます。

「こういうことを言いたい」ってスタッフに教えてもらって、自分で覚えて言ったんじゃないかな?

ユナちゃんって言葉を尽くして、想いを伝えてくれようとしている、って普段の映像からも伝わってくるので、今回もきっとそうだと思うし、本当にありがたいなと。

こういう心のやり取りができるのもライブの良いところですよね。

③チェリョン・他ペン狩り女王

ITZY
引用:X・ITZY公式

チェリョンは、MCの内容というより、カメラに抜かれる表情や不意に出る言葉で会場が悶絶してたのが印象的。

2日目MCのAlgorhythmポイントダンスのタイミングを何回か間違ったとこでの表情ヤバい。3日目も間違ってくれと思ったMIDZYは私だけではないはず。

他ペン狩りのチェリョンと言われていますが、ライブを観てチェリョン推しになったMIDZYも多そう。

3日目はうちわが1番目に売り切れてたしね!

④リュジン・次回は日本語のネイティブになってる才女

ITZY
引用:X・ITZY公式

リュジンは、できるだけ日本語を話そうと努力してくれました。

前回のツアーの時も韓国語と日本語を交えて話していたのですが、今回もギリギリまで韓国語を使わないぞ…という強い意志が見えて感動。

「BORN TO BE」のめちゃくちゃ長い曲説明も毎回頑張ってくれたし…!

海外を回っているからこそ、その地の母国語で話す大切さは理解していると思う…でも分かっているのと、実際に実行するのはまた違いますよね。

行動で示してくれるからこそ伝わるものがありました。

次回はもっとペラペラになってそう…

感想・まとめ

ITZY
引用:X・ITZY公式

前回の「CHECKMATE」ツアーと比べても、パフォーマンスも演出もMCも段違いのライブで披露してくれた「BORN TO BE」。何回参戦しても感動するクオリティーは、ファン以外にもオススメできるレベルだったと思います。

公式より撮影禁止が出されていたので、MIDZYが声援やライトリングを振るのに集中して積極的にライブを作り上げようとする雰囲気もあって、他国とはまた違うライブになったのではないでしょうか?

次のライブは今のMIDZYはもちろん、まだMIDZYではない音楽・ダンス好きな方にも彼女たちのパフォーマンスを観て欲しいな…と思ったのです。

最後に…この記事を読んで「次はITZYのライブに参加してみようかな…」と思った方へ。ライトリングは事前に購入しておいてください!会場では速攻で売り切れます!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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