皆さんは、テントンオルグル事件をご存じでしょうか?
そう、トップ画にもあるように、リュジンがイェジの好きなところで「顔(オルグル)」と挙げた事件(?)のことです。
アイドルがお互いの顔を褒める…陳腐な社交辞令、決まりきった台本、ありきたりな風景に思えるかもしれないが、これはそうではありません。
イェジとリュジンの歴史を紐解けば、これが事件だということがあなたにも分かるはず…
今回は、好きなところが「顔」と挙げたMIX&MAX BEHAINDのほか、ビントゥムやVLIVEのテントンから、心境を考察していきます。
画像で掲載していますが、読後はぜひ該当映像で空気感を感じていただきたいと思っています!(リンク貼っときますね)
それではまず、事件の起こったMIX&MAX BEHAINDから見てきましょう。
[itemlink post_id=”4477″]
MIX&MAX BEHAIND
画像を見ながら解説していきます。
これは6月にイェジとリュジンが2人でパフォーマンスしたMIX&MAXのBEHIND映像、インタビュー部分です。
イェジからリュジンに「自分の魅力を3つ教えてほしい」とリクエスト(?)が送られるリュジン。
自分で送っといて激照れのイェジですが、リュジンは答え始めていく…。
(リュジンもだいぶ照れていると思うが…カメラの前で面と向かって褒めるのは少ない気がするので)
好きなところ一つ目…「純粋さ」。
ご覧ください…純粋さの時点でこの表情。
二つ目「明るさ」。そして三つ目「顔」を挙げるリュジン。
イェジの嬉しさと驚きが混じった表情…そしてちっさい字幕にも注目。
「뭐야」
「뭐(なに)+야(だよ)」なので意味は「なんだよ」です。
韓国人が言う「ボヤ」ってどんな意味?【韓国語発音つき】 | かんたの〈韓国たのしい〉 (kankoku-tanoshii.com)
「何だよ~」と突っ込んでることから、予想外のことに戸惑いもあることが伺えますね…。
「明るい性格で顔はクール…そんな魅力」と続けるリュジンは、ギャップが魅力的ということを伝えたいのでしょう。でもイェジにとって、そんなことは重要ではないんです。
「リュジンが、自分の顔を好んでくれている」…そしてそれを表現してくれたことが大事件なのです。
実際、イェジは顔のことにしか触れていないですね。
「私の顔はリュジンのタイプではないので」…意外だったと話すイェジ。
「ちょっと期待していたけど」はイェジの発言。(英訳では「I was a little excited」ちょっと興奮した〜的な感じ)
「魅力的な顔です」はリュジンの発言です。
ちなみにリュジンは、ギャップの魅力の後に、「それがこのMIX&MAXで良いシナジーを生むと思う」と話しています。
もちろんそれすらも吹っ飛ばして、「タイプではない私の顔が好きって言ってくれた…」モードに入っているイェジなのです。(発言カットされてたらごめんね)
なぜイェジがこんなにまでも、顔にこだわるのか…?
引っかかってたのは、これが原因でしょ?っていうビントゥムがあるので、次はそちらを解説します。
MIX&MAX Choreo-Record with ITZY YEJI & RYUJIN (예지&류진)
🔗https://youtu.be/1DGuJgByL3A
ビントゥムITZY EP.11(2021)
2021年にNEVER.NOWで放送されたビントゥムITZYのエピソード11。(マピア活動期)
前もって紙にメンバーの名前を記入し、記入したメンバーが出すヒントを元に、紙に誰が書かれたか当てるというゲームを行ったITZY。
問題のシーンは、リュジンの書いたメンバーを当てるところです。
リュジンの出すヒントが「カッコいい」「自分のタイプではないが綺麗」ということから、リュジンが考える「カッコよくて綺麗」なメンバーを当てるという事態に。
「タイプじゃないなら私じゃない。私はリュジンのタイプの顔だから」と話したリア。
そして「これイェジじゃない?」という地獄のようなパスを送るリアと受け取るイェジ。
少し寂しそうに「リュジンが私のことをタイプと言ったことはない…」「私の着ている服がタイプと言ったことはある…」と話すイェジです。
リュジンが次に出すヒントは「本当に可愛い」
「可愛い」と言った瞬間、自分だと確信するイェジ。フードを被って可愛いダンスを披露。
「リュジンが自分のことを可愛いと感じている」とイェジ自身が認識してるっぽいですね。
その認識と「タイプと言われたことない」ということから導き出された超理論。そして同時に「カッコいい」「綺麗」とも感じていてほしいという願望が重なった結果がおそらくこれです。
当然のようにイェジではなく、答えはユナ。
この空気の中でパスを貰ったユナの心境やいかに…。なんとも言えない顔になってます。
「可愛くてかっこいいのは私じゃなかった…」とつぶやくイェジ。
豆鉄砲食らった鳩みたいな顔になってます。
- リュジンのタイプじゃない
- 私のことをカッコいいとも綺麗とも可愛いとも思ってない
というロジックが頭の中で出来上がってしまっている顔…。
この場合は、ユナがカッコよくて綺麗で可愛いと言ってるだけで、イェジのことをそうではないと思ってる話ではないんですね。
でもイェジはこういう複雑なロジックの罠にハマってしまう…。そもそもITZYメンバーが対象のクイズで「かっこいい・綺麗・可愛い」がヒントって雑すぎませんか、これはリュジンが良くないです。
ゲームを終え、なぜかリュジンのタイプを確認するイェジ。(「リュジンのタイプはリアなんでしょ?」)完全に混乱している様子。
タイプを聞いてどうすんだって感じですが、頭の中で情報を何とか整理しようとしているんですね…。タイプは誰なのか?タイプということと、カッコいい綺麗可愛いと何が違うのか…?私はどうなのか?(←きっとこれが一番聞きたい)
「リアは笑顔が可愛いと思うがタイプではない」「ITZYメンバーにタイプはいない」と、とんでもない爆弾を投げ込むリュジン。
このゲームはいったい何だったの…?
「メンバーの中で可愛いのは誰?」という盛り上がるしかなさそうなゲームで、メンバーみんながこの表情…。
勝者がいない泥仕合に…これは、本当にリュジンが良くないです。
体当たりの開脚とセクシーポーズ(?)でこの空気を収拾したリュジン。
このリュジンの謎ゲームによってイェジの中に混乱と、「リュジンのタイプは私じゃない」「かっこいい・綺麗・可愛いと思っているのはユナ」「笑顔が可愛いのはリア」という認識がインプットされて、MIX&MAXに至るわけです。
それを解き明かす意図はなかったにしても、イェジは、リュジンが感じる自分の魅力をちゃんと聞きたいという思いがあの質問に繋がったのかもと推測します。
イェジは、目の前で起こったこと、言葉によって、事実を形成するタイプな気がします。現実主義ともいえると思います。空気感やニュアンスを含めて楽しめるという感じではないと推測。実直なんですね。
リュジンの表現はニュアンスや表情で伝えることも多くの割合を占めています。本音とは裏腹な言葉を放ち、態度で伝える…そのギャップで本音を表現するなど、非常に複雑なコミュニケーションを楽しみます。
CHECKMATEのカムバックスペシャルで「リュジンの本音が分からない」とイェジが話して、他のメンバーも「リュジン」+「虚勢」でリュセと呼んでいると話しているシーンがあります。
リュジンは複雑なロジックのトリックを使いますが、リア、チェリョン、ユナは比較的理解を示します。ですがイェジはそうはいきませんね…誰が優れているかの話ではなく、これは性質の違いです。
ビントゥムITZY EP.11
https://youtu.be/icjg9VRk6mo
では次に2本のVLIVEの様子から、オルグル事件を考えていきます。
[itemlink post_id=”4411″]
テントン初VLIVE(2020.1.11)
初めてのテントンブイラ。パリでの思い出をすっかり忘れてるイェジです。
誰でもそうですが、印象深くないと記憶には残りませんね…?これだけでイェジのことを記憶力が悪い!と決めつけるのもどうかとは思いますが、リュジンにこうだったよね?と突っ込まれてる時が多い気はします。
顔のタイプに関しては、イェジにとってものすごく印象に残っていたのだろうと考えられるVLIVEではないでしょうか?
イェジVLIVE(2022.5.27)
イェジのVLIVEにリュジンが乱入したものです。
約1年ぶりのテントンVLIVE?ということで、リュジンのテンションが高くて大変でしたね。(3回乱入した)
これはスクショタイム?のシーンですが、リュジンがキメ顔でいきなり顔を近づけるんですが、近づいた時のイェジの動揺が分かると思います。
そう…イェジはアドリブが苦手。先に述べたM&M Behindやビントゥムでも動揺したら、戸惑いが表情に出て、一点集中になってしまいますね。
リュジンもそれを知っていて楽しむところもありますが、カメラの前では褒めたりするのはなかなかリスクあることも知ってるはず…。だって顔近づけられた時のイェジの表情見てください…こうなるとちょっと大変じゃないですか?
オルグル事件…いや奇跡
- リュジンがイェジの好きなところのひとつに顔を挙げた。これはイェジの質問に対して。
- 以前のゲームでリュジンのタイプではない、綺麗と思うメンバーではない…とイェジは認識している。
- イェジは自分の重要視すること以外は記憶から消すタイプ。
- イェジはすぐに動揺が表情に出る。リュジンもそれを知っている。
イェジは、リュジンのタイプではないということが心に残っていて、思わぬところで好きなところは顔と言われてとても嬉しかった。
リュジンは、素直に言葉を発することができないタイプ。そしてイェジは動揺が隠せないタイプだと知っていて、好きなところのひとつに「顔」と答えた。(顔と性格のギャップ)
単純に終わりそうなことが、色々絡みあって遠回りして…と一筋縄ではいかないテントン。お互い全く違うタイプということを乗り越えて、たどり着いたこのイェジの表情。
これは事件…そして奇跡なのかもしれない(?)
[itemlink post_id=”6454″]
まとめ
色々書いてきたけど、2人ともいつまでも仲良くいてください…!
このブログはテントンを末永く応援します。